レポート REPORT

大のオトナが大阪芸術大学のオープンキャンパスに行ってみました!の巻

こんにちは!
アートスクール大阪・事務局スタッフです!
通信講座サイト・ブログ第2回目の更新です。
本当に赴くがままにタイプの違った2名のスタッフより更新させていただきます。
とは言っても、通信講座受講生の皆さんは、全国各地におられる方もたくさん。
そんな方々にも少しでも楽しんでもらえるような内容に努めていけたらと思っております。

 

早速ですが、
今回は、7月に

高校生でもないのに←

大阪芸術大学のオープンキャンパスにお邪魔してきたので、
大のオトナが思いっきり楽しんできた模様を
惜しげもなくお伝えしようと思います。

 

さてはて、なぜそもそも、
大阪芸術大学のオープンキャンパスにいい歳したオトナが出向いたのかと申しますと、
薄々お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが
大阪芸術大学は、
イラストレーターとして活躍されている「中村佑介」さんの母校なんです。
そして、そんな彼の作品を愛してやまないワタクシめは、
彼の講演会がオープンキャンパスで開かれると聞き、
友人を1名とっ捕まえて、
大阪は、富田林、南河内郡へ舞い降りました!

舞い降りたと言っても、

まず、私が大阪芸術大学のオープンキャンパスのすごい!と感じたところが、
無料送迎バスなんです!
無料送迎バスなんて大学の最寄り駅から大学までなら、よくありそうですが、
大阪芸術大学のオープンキャンパスは、
広島、岡山、高松、徳島、姫路、三ノ宮、金沢、福井、
名古屋、津、京都、和歌山、岸和田、堺東、高槻、枚方、布施と、
日本全国とまでは行きませんが、
だいぶ広範囲からの参加も無料送迎というところ。

私も高槻からの乗車になんとか予約が間に合い、、、 無事に学校へ到着することができました。

さすが、私立大学の、しかも芸術大学。 広範囲からの学生さんや親御さん、その他来場者にも太っ腹で優しい配慮がなされています。

学校に到着すると・・・
今回は、中村佑介さんの活動15周年に合わせ、
オープンキャンパスも中村佑介さんのイラストが、
各所に出現するのです。

バスの降車位置から、校舎へは、
長い坂を登っていくのですが、そこで目に入るのが、こちら。

中村佑介さんのイラストが施された、 オープンキャンパスフラッグ。 坂沿いの道に点々と続いておりました。

大阪芸術大学の校舎は、あまり古さを感じさせることがなく、 とてもきれいな印象です。 オープンキャンパスの受付を通り過ぎると、 すぐ目に入るのが、

チーム・ラボさんのロゴ! 大阪芸術大学の平成29年4月に誕生したばかりの芸術学部の中の「アートサイエンス学科」との コラボレーション・プロジェクト企画展示を、大学入ってすぐのスペースで体感することができました!

この「チームラボの作品展示」は、壁一面のスクリーンに映し出された映像の中にある、
漢字や象形文字をタッチすると、その文字の持つ意味が世界として現れ、
物語につながっていくという仕組みになっています。
仕掛けが面白いので、私も文字を探しては、タッチ。 文字を探してはタッチの連続です。 「羊」という象形文字をタッチすれば、羊が映像にすぐ現れるのですが、 どんな仕組みになっているのか、とっても興味深いところです。 こういった、学びがアートサイエンス学科では出来るのか~と思うと、 すごい時代だなと感慨深い気持ちになりました。

とにかく、オープンキャンパス中の大学内は、とても賑わっていて、 大学の各所で様々なイベントやワークショップが開催されていました。 ふと、映像学科の前を通れば、本格的なロケ現場のような様子が 間近で見ることができたり

校舎の壁には、 「中村佑介」さんのイラストがドドーンと描かれていたり・・・ (今年のオープンキャンパスのメインビジュアルですね)

それはもう羨ましいのなんの!

自分が学生だった当時、 ここまで、オープンキャンパスを楽しめていたかどうかというと そこまで楽しんでいなかった気がするので、 こんなにウキウキと楽しいオープンキャンパスはとても新鮮でした!

中村佑介氏の講演会が行われる体育館前も、 シャボン玉アート?でしょうか。 楽しい雰囲気に包まれておりました。

講演会は体育館スペースのど真ん中で開催されました。 周りでも、ひっきりなしにいろんな学部のワークショップや 説明ブースが設営されており、とても賑わっていて驚きました。 総合案内所のようなスペースも準備され、 大学内の資料がズラッと並んでいたり、 中村佑介さんのイラストが施された分厚い「総合大学案内」も 自由に持ち帰りできる様になっていました。

中村佑介氏の講演会は、立ち見の方も出ながら和やかに執り行われました。 講演会に参加した高校生を始め、中学生の方、フリースクールの方、通信教育で通われている方、 イラストや職業や進路をこれからどうしようという様々な方に対して 質疑応答にもたくさん受け答えされていました。

その中でとても印象的な言葉は 「絵なんて興味のない人に、うまいねと、何を書いてるか伝えられることが大事だよ」とおっしゃっていたこと。 というのも、イラストレーターというお仕事は、 自分の世界に浸っているだけじゃ依頼は来ない。 絵に興味のある者だけに褒められていても、それはそれだけのこととして済まされてしまう。 どんな分野からの人にも自分の絵を認めてもらうには、 まずは、全く絵や芸術に興味のない人に自分の作品はどう見えるのかと知ることだと 氏はおっしゃいました。

実際に、イラストレーターという職業として働いている人の言葉は、とても説得力のあるものでした。 だからこそ、お菓子メーカーからパッケージデザインのお話が来たり、 音楽の教科書の表紙のお話が来たり、 「アジアンカンフージェネレーションのCDジャケットの人」 「謎解きはディナーのあとでの本の表紙の人」だけではなく、 どんどんどんどん、幅広い世界から必要とされるイラストが描ける人の言葉なんだと痛感しました。 講演会に来た意味がそれだけであると思えました。 ただの大のオトナがこう思うのだから、高校生、それ以外の学生さんはどう感じたんだろうと気になったものです。

講演会を終えたあとは、学食で中華のランチをいただきました! なんと嬉しい!これも、オープンキャンパス参加者に配られる資料の中に 「学食1食無料チケット」が入っているという・・・

なんて寛大なんだ・・・大阪芸術大学・・・TT

ありがたく、おいしくいただきました!^^

お腹もいっぱいになり、当初の目的講演会も果たせたのですが、 せっかくなので、各学部の各種ワークショップも少し参加してみたいということで、 同行者の希望で、文芸学科さんの 「活版印刷ワークショップ」へ参加してきました!

こんな機械を使って・・・

いろ~~~~~~~~~~んな文字のパーツを選んで・・・

機械にセット。

名刺となる紙をセットし、

手前のレバーをガチャンと下ろすと・・・(ローラーについたインクが紙にうつり・・・)

こんな具合に・・・

文字が自分で印刷できた!という体験ができました!

とてもほっそ~い、5mm角位の文字棒の種類は、本当に豊富で・・・ こんな文字まであるの?!と驚きの連続でした。

自分の名前の漢字が全てあってホッとしました(笑)

名刺の台紙となる紙をすくという体験もできたようですが、 既に準備された様々な紙の中から好きなものをセレクトも出来たので、 私と友人はそうさせていただきました。 インクも黒・ゴールド・シルバーと3種あり、それぞれの紙に映えるものをチョイスできます♪ 完成した名刺は持ち帰りもさせてもらえました。 高校生ではない我々にも、 とても丁寧に優しく指導してくださった、文芸学科の生徒の皆様本当にありがとうございました!

同じ棟では、工芸学科の「吹きガラス体験」なども人気で、 列ができていたり・・・ 本当にたっくさんのワークショップで賑わっていました~♪

大のオトナが、本意気で(笑)楽しませていただいた、 大阪芸術大学のオープンキャンパス。 今年のオープンキャンパスは、9/3の開催分で大盛況に終わったようですが、 来年度もきっと楽しいオープンキャンパスになることは間違いないと思いますので、 ぜひ、芸大オープンキャンパス、行くっきゃないですよ!ということを お伝えし、本投稿を終えようと思います。 (遠方の方もね、無料送迎バス出てますからね!ぜひぜひ!来年はどうなのかは私にもわかりませんが・・・)

大阪芸術大学のオープンキャンパスに、今年はあいにく行けなかったという方、 少し、どんなものなのか気になったという方は、 「WEBオープンキャンパス」がございますので、ご安心を!

 

 

関連サイト

大阪芸術大学・学校公式サイト:
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/

大阪芸術大学・「WEBオープンキャンパス」サイト:
http://www.open.osaka-geidai.ac.jp/webopen/index.html

大阪芸術大学出身・イラストレーター中村佑介公式サイト:
http://www.yusukenakamura.net/

チーム・ラボ 公式サイト:
https://www.team-lab.com/

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