『ミラクル エッシャー展』レポ!

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『生誕120年 イスラエル博物館蔵 ミラクル エッシャー展』へ行ってまいりました!M.C.エッシャー……
みなさん、一度は彼の絵を見たことがあるでしょう。
よく美術の教科書の『だまし絵』とか『錯視』とかのコーナーに載っていました。

もう見てるだけで面白さがビンビン伝わってくる画家さんですね!
小学生のときに図書館で彼の画集を借りてきて、食い入るように見ていました。そのころに展覧会もあって、見に行った記憶もあります。

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そして今回。
とにかく有名な作品がきっちり揃っていて感激しました。
所蔵先は、イスラエル博物館。
死海文書の所蔵されている博物館だそうです(知らなかった~)。

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入ってすぐ、挨拶文と、エッシャーの経歴があります。
経歴キャプションは、多角形を散りばめたタイル状に配置されており、一瞬見る順番がわかりにくいように思えたのですが、するする時系列順に読めました。
配置バランスが絶妙で、視線誘導についてよく計算されているのがわかります。
これを考えた学芸員さんとデザイナーさんを尊敬します。
さらに、作品の横に、彼の生涯でいつごろ描かれたかのグラフがあり。
「こういう傾向の絵はこの時期に描かれたことが多いのか~」と、エッシャーの絵の変遷がひと目で丸わかりです。
この展覧会、キャプションが本気を出して来ていますね。

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さて、エッシャーの絵はほとんどが版画です。
木版、木口木版(こぐちもくはん)、リトグラフが多かった印象です。
版画の良いところは、同じ作品を量産できるところだと思っています。
もしかすると1点モノよりも美術的価値は下がるのかもしれませんが、会う機会がたくさんあるというのが嬉しくなります。

また、「おお来てよかった」と思ったのは、版木を見れたことでしょうか。
「これってCGじゃないの?ほんとに彫ってるの?」と疑うしかなかったクオリティなのですが、
「いや~、掘ってるんですよねこれが!!」と言わんばかりの展示。おそれいりました。

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エッシャーの作品で特に好きなのは「Curl-up(でんぐりでんぐり)」「flatworms(扁形動物)」でしょうか。
タラ夫(※バベルの塔展のレポを見てね!)といい、個性の濃いゆるキャラ系好きだね君、と言われそうなラインナップ。だって好きなんですもん。

↑でんぐりでんぐり
エッシャーの創作の生物ですね。
くるりんとダンゴムシのように丸まるのがかわいいですね。脚が人間の足なのでなんとも言えない気持ち悪さがあります。

↑扁形動物
いわゆるプラナリアですかね。切っても切っても分裂する不思議な生き物です。
プラナリアの存在を知る前に、エッシャーの絵を見ていたので、「エッシャーの絵が実在している……」と衝撃を受けた記憶があります。

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そして大作「Metamorphosis.Ⅱ(メタモルフォーゼII)」初版プリントについては、語り尽くされていると感じたので、特に触れずに終わるのでありました。
――良いのか!?

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