基礎デッサンコース BASIC SKETCH

絵を描きたいけど
何から始めたらいいの?
デッサンで始めの一歩から

絵の上達に欠かせないデッサン力。もちろん始めたばかりは上手に描くことができません。上手に描くためには上手に視る練習が必要です。デッサンを通して絵を描くための基礎を学んでみましょう。

基礎デッサンコースの特徴

基礎から応用までこのテキスト1冊で学ぶことができます。

上手に描くためには上手に観る練習が必要です。デッサンを通して絵を描くための基礎を学んでみましょう。

できてる?できていない?
線を引くところから驚きの最初の課題

鉛筆だけで白〜黒のグラデーションが描けますか? 意外にやってみたことが無いのでは? あなたの鉛筆のコントロール力(筆圧、線の引き方etc)を知り、サンプルを見ながらどこまで近づけられるかやってみましょう。

できてる?できていない?線を引くところから驚きの最初の課題

提出課題から読み取る
あなたの長所短所

提出された課題作品を、形・立体感・陰影に注目して添削しながら長所短所を読み取ります。直すべき点、レベルアップするポイントを赤ペンで指摘、どう直せば良いかも指導します。

提出課題から読み取るあなたの長所短所

実用的な画材のアドバイス

濃さの違う鉛筆の選び方や削り方からモチーフの違いによる質感表現の変化に欠かせない、練り消しゴムの使い方など、デッサンに必須の知識やテクニック・裏ワザなどを学べます。

実用的な画材のアドバイス

コースの魅力

絵を描くための基礎の基礎がギューっと詰まった講座です。
提出していただいた作品をベースに添削します。
添削した内容を修正するとどうなるか、解かる作例も一緒にお返しします。
絵を描くのが初めての方でも丁寧に添削しますので安心してください。
描いている途中で行き詰まって完成していない作品を、お送りいただいても大丈夫です。
解決策を提案してお返ししますので、次の課題に進んでいただけます。
添削10課題の他、2回再チャレンジできます。
再チャレンジは、以前提出した同じ課題でも選択していないものでも大丈夫です。
課題にこだわらず、オリジナル作品でも構いません。

カリキュラム内容

デッサンする上で大切なポイントを押さえた課題を、段階的にレベルアップしています。
完璧な作品より、完成していなくても着実に課題提出していきましょう。
何度も継続して描くことが一番の上達方法です。

課題 01
色の階調(白~黒)の表現課題
クロスハッチングでグラデーションを作ろう。 紙質の異なるものに描いて違いを実感しよう。
課題 02
基本形体モチーフ課題 立方体
課題 03
応用課題 身近にあるモチーフ ティッシュ箱
課題 04
基本形体モチーフ課題 円柱
課題 05
応用課題 身近にあるモチーフ 紙コップ
課題 06
基本形体モチーフ課題
課題 07
応用課題 身近にあるモチーフ
課題 08
基本形体モチーフ課題 円錐
課題 09
質感表現課題 タオル  不定形で柔らかい布の質感
課題 10
質感表現課題 お玉  金属もしくは他素材との複合製品の質感
課題 11
質感表現課題 ガラスコップ  できるだけ単純な透明形体で、硬質なものの質感
課題 12
質感表現課題 組み合わせモチーフ  例1)ガラス瓶+無地の布+野菜 例2)お皿の上に果物
課題 13
質感表現課題 植物  花や観葉植物など
課題 14
質感表現課題 生き物  猫、犬、鳥など
  • 課題は全部で14課題ありますが、その中から10課題を任意に選んで進めて下さい。
  • 基本的な課題の流れに沿って進めていくことが望ましいですが、選んだ10課題をご自身の好きな課題から進めても構いません。
  • 上記10課題とは別に再チャレンジ枠として2課題受講することが可能です。1度提出した課題でも、描いていない新たな課題を描いても構いません。

こんな方におすすめ

  • 集中力、観察力を身に付けたい方
  • 鉛筆1本で線を引くところから、リアルな絵までチャレンジしたい方
  • 絵の基礎を一から学びたい方

課題制作例

  • クロスハッチングでグラデーションを作ろ

    クロスハッチングでグラデーションを作ろ

    鉛筆でグラデーションを作ろう

    鉛筆の濃さや筆圧を変えたりして、サンプルを見ながらグラデーションを作ってもらいます。デッサンは、幅広く濃淡表現ができる事は重要です。どう力を抜けばいいのか、黒に近づけるにはどのくらいの筆圧がいるのかなど感じてください。

  • ティッシュ箱を描く

    ティッシュ箱を描く

    ティッシュ箱を描いてみましょう。ティッシュ箱は、立方体の応用です。2点透視図法(テキストP8参照)で描きます。箱とティッシュは質感が違うので、芯の濃さや尖らせ方、筆圧を変えて固有色や質感等の違いを描き分けましょう。

  • 組み合わせモチーフを描く

    組み合わせモチーフを描く

    質感の違うモチーフを組み合わせて描く

    組み合わせモチーフを描いてみましょう。形や色、質感に変化があるモチーフを選び、バランスよく組みます。メインモチーフを決めたら、全体の構図を考えながら配置します。鉛筆の濃淡で表わす事を意識して描き込むことが大切です。

  • 生き物を描く

    生き物を描く

    動物の体の構造やパーツの観察

    生き物を描いてみましょう。動物の体を良く観察し、単純な形に整理します。体全体と目鼻口などの要素をバランス良く表現します。毛や瞳の色の違いを鉛筆の濃淡や練りゴムを使って描きます。特に目は活き活きするよう描きましょう。

  • 課題添削例
  • 課題添削例
  • 課題添削例
  • 課題添削例
  • 課題添削例
  • 課題添削例
  • 課題添削例

受講生・卒業生の

しまだねこ さん

メンタルの弱い私でも、
落ち込むことなく最後までやりとげました

デッサンを学ぼうと、アートスクール大阪の通信講座を受講しました。初心者の私に解りやすい丁寧な添削で、初歩的な質問でも言葉を選んで回答してもらい、メンタルの弱い私でも、落ち込むことなく初めて最後までやりとげました。スクーリングで学校の雰囲気を知っていたので、疑問をすぐに聞けるし、自分に合った講師を選べることもあり、通信講座修了後、通学受講を選び、今も通学しながら個展やイベントなど作家活動をしています。

しまだねこ さん作品

講師からのメッセージ

  • デッサンは筋トレによく似ています。一見地味で大変そうですが、表現を支えてくれる土台になります。

    まんが・イラスト・アニメ・絵画等…様々な表現方法がありますが、それらをスポーツに例えるならサッカー・野球・テニス…といった感じでしょうか。それらに比べてデッサンは筋トレに似ています。正しい方法で筋トレをしておかないとボールを遠くに蹴ることが難しいのと同じです。初心者の方はもちろん、表現の分野でなかなか思い通りに描けない方も1度デッサンの扉を開いてみてください。きっと面白い体験ができると思います。

    初瀬 博輝 講師

    初瀬 博輝 講師

    愛知県立芸術大学
    美術学部美術科日本画専攻
    アニメーション美術・背景・デザイン等を経て、古美術品の修復や、仏具彩色、障壁画制作などに携わる。

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  • 観て、感じて、描いて上達する。その手応え、達成感を伝えたい。

    モチーフをしっかり観察すると、硬い?光ってる?ここ形が複雑!色々感じませんか?それを鉛筆の濃淡で表現するのがデッサン。でも、どうやって描くの?誰もがハマる描けない迷路。迷路を抜け出し、その過程を知っている講師が、添削でノウハウを教えます。描ける喜び、作品を完成させる達成感をぜひ知ってほしいから。

    松下 裕恵 講師

    松下 裕恵 講師

    京都市立芸術大学美術学部日本画科卒。
    現在、切り絵・はり絵・篆刻作家・挿絵画家・デザイナーとして活動。

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  • デッサンとは手先の技術力ではなく観察力の訓練です。

    デッサン=絵の基本。と言われますが、それは「デッサン力を鍛えることによって観察力が鍛えられる」為です。人の視覚とは不思議なもので、理解していないものは見えないし、逆に思い込みで錯覚を起こします。なので闇雲に描いてもなかなか上達しないのがデッサン。様々な遠近法などを理解しながら、無自覚な錯覚を意識することで画力に差がつきます。

    林田 尚子 講師

    林田 尚子 講師

    沖縄県立芸術大学油画専攻卒。幼稚園での児童絵画講師を経て、現在、演劇のフライヤー、パンフレット制作などを手掛ける。

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  • 鉛筆で表現するモノクロームの世界を楽しんでいただけたらと思います。

    鉛筆は、誰しもが一度は使ったことのある、馴染みの深い画材です。シンプルな画材であるため、削り方や線の引き方、筆圧など、様々なテクニックが存在します。これらのテクニックは知識として、また繰り返し練習することでレベルアップすることが可能です。あらゆる創作の基礎となるデッサンを本格的に学んでみませんか?

    藤原 舞子 講師

    藤原 舞子 講師

    武蔵野美術大学大学院造形研究科 修了。映画「シロナガスクジラに捧げるバレエ」メインビジュアル担当。個展、グループ展多数。

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よくあるご質問

作風が定まっていないのですが、大丈夫でしょうか?
作風については心配されなくても大丈夫ですよ。授業で色んな描き方を試してみましょう。色や空気感などその人らしさは必ずどこかに残りますので、講師と一緒に自分らしさを大切にしながらテーマやモチーフに合わせて描いてみましょう!
いきなり何かモチーフから描き始めても構いませんか?
ご自身の好きな課題から進めても構いません。ただしテキストの課題順は順調にデッサンの基礎知識を学べるようになっています。
鉛筆削り機やシャープペンシルを使っても良いですか?
どちらも大丈夫です。ただカッターナイフで削る方が芯を沢山出す事ができるのでお勧めしています。
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