水彩画コース WATER COLOR
多くの人に親しまれている水彩画
柔らかく豊かな表現を楽しみましょう
透明水彩絵の具は、紙の色を生かして薄く塗るため、筆のタッチや重ね方だけでも
質感や色合いなど多彩に表現でき、色の重なりでたくさんの色を生み出します。
単調な作業に思えるかもしれませんが、
水の量や絵の具の量、筆遣いに注意し課題に取り組んでください。
失敗を怖がらず、付属の用紙や他の紙で何度も練習してみてください。
基本を覚えれば、あとは描く対象を見ながらいろいろ自分で試して、
自分色を作り出していってください。
色の違いや前後関係など、構図のとり方、また色合いの調和などを考えて、
それをどのように一枚の絵としてまとめるかが、大切なポイントとなります。
水彩画初級コースの特徴
水彩画初級コースを通信講座で学ぼう!
基礎から学べるアートスクールの通信講座、水彩画初級コースとは?
-
Point 01
受講生それぞれにあわせた
丁寧な添削作品の上にトレーシングペーパー(もしくは、原画をコピーしたものに添削)をかけて添削いたします。実際に描いたものに赤ペンでチェックし、先生がみなさんの作品を見ながら作品例を描くことも。プロの講師からの、みなさま一人ひとりに合わせた丁寧な指導で、どんどん上達していけます。
-
Point 02
現役のプロが添削。
直接の指導も。講師のほとんどは、現在も作家活動しており、教室でもたくさんの生徒を受け持っているプロ。水彩画初級コースでは、その講師から計12回の添削を受けられます。また、当通信講座では、担当講師から直接授業を受けられる『スクーリング』制度も別途お申込みいただけます。計5回のスクーリングで、課題の復習や苦手とする技術の直接指導を受けることができます。
-
Point 03
プロが監修した、
わかりやすい教材テキストは当通信講座オリジナル。1つずつ課題をクリアして、一歩一歩上達していきましょう。また、講座内容は初級・中級・上級があり、初級からクリアしていき着実にステップアップしていけます。もちろん、中級以上からお申込みもしていただけます。コースに迷われている方は、資料請求時についてくる「お試し添削」で無料添削と相談が可能。お気軽にご相談ください。
-
Point 04
描きやすく、実用的な画材
プロの講師が、実際に使って選んだ、より実用的な画材をお送りいたします。お申込みしていただくコースによって画材セットは異なり、それぞれに適した画材セットをご提供いたします。※画材セットをつけないお申込み内容もございます。詳しくは受講料金にて。
カリキュラム
何を描いていいのか分からない。アイディアを上手く形にできない。
でも大丈夫!基礎からじっくり学ぶことによって、
自然とカタチになっていきます。
-
Step 01
いろいろな塗り方を試してみよう
いろいろな塗り方を試し、水と絵具の量、筆遣いを学びます。(1課題/4種類)
透明水彩絵の具は、紙の色を生かして薄く塗るため、筆のタッチや重ね方だけでも質感や色合いなど多彩に表現できます。その分、塗り方の違いができる技術力を身につけないと、上達は望めません。単調な作業に思えるかもしれませんが、水の量や絵の具の量、筆遣いに注意しながら課題に取り組んでください。失敗を怖がらず、付属の用紙や他の紙で何度も練習してみてください。
-
Step 02
絵の具を混ぜたらどんな色
色相環と混色表を自作して、混色の知識と色の重ね方を学びます。(2課題)
透明水彩絵の具は、色の重なりでたくさんの色を生み出します。絵を描くとき、どれだけ様々な色を感じても、その色を作り出せなければ、うまく表現できません。どの色と、どの色を混ぜるとどんな色になるのか、その知識がなければ水彩画の上達は望めないので、面倒かもしれませんが、あせらず覚えていきましょう。完璧に覚える必要はありません。基本を覚えれば、あとは描く対象を見ながらいろいろ自分で試して、自分色を作り出していってください。
-
Step 03
試しにひとつ描いてみよう
実際にモチーフを描いて、水彩絵の具の特徴を実感し、扱い方に慣れていきましょう。(1課題)
いよいよ実際のものを描いていきます。スケッチが苦手な人のために、にんじんを線描した水彩紙を用意しました。その用紙を使っても良いですし、人参のスケッチから始められてもかまいません。水彩絵の具の特徴を、この課題で具体的に実感してください。
-
Step 04
野菜を描いてみよう
より複雑な形のモチーフを描いて、細かな陰影や模様の描き方を学びます。(1課題)
少し複雑な形のものを描いてみましょう。身近にあるものなら野菜でも果物でもかまいません。形が複雑になった分、ものの陰影や模様など描き込む要素が格段に増えます。あせらず、じっくり取り組んでください。
-
Step 05
身近なものを組み合わせて描いてみよう
(1課題必須/最高4課題まで添削します)
単品の時と違って、色の違いや前後関係など、構図のとり方、また色合いの調和など新たな要素が出てきます。それをどのように一枚の絵としてまとめるかが、大切なポイントとなります。例として、ここでは陶器の壷とサンキライのドライフラワーを組み合わせました。いろいろ細かく気を配るところが出てきて大変そうですが、心配せずどんどん描き慣れていきましょう。
受講生・卒業生の声
-
美術アトリ絵科 金海貴子さん
絵はコツコツと続けることで上達できると分かりました。
それに、絵にはそれぞれの個性があり、それぞれの良さがあるということも知り、絵に対する見かたも広がったと思います。これからも、もっとたくさんの絵を描いて公募展などに、積極的に出品していきたいです。
通信講座を始められるみなさんも「自分に描けるだろうか」という不安はあるかと思いますが、誰でも絵は描けるはずなので、軽い気持ちで始められてはいかがでしょうか。
生徒作品
講師からのメッセージ
-
少しずつ上達して行く感覚を感じて頂けたら作品を作る喜びに変わって行けると思います。
そんな表現することの楽しさを、少しでもお手伝いできたらと思っています。佐川 俊浩 講師
京都市立芸術大学美術科卒。
’07 三田市展入選
’97-’06 個展(4回) ギャラリー中井
’87-現在 繪美展

多くの人に親しまれている水彩画
柔らかく豊かな表現を楽しみましょう
水彩画は手軽に始めやすい技法のひとつです。
淡く柔らかな色彩は、水分の量によってもさまざまな表情を見せてくれます。
水彩ならではの混色の味わいや、筆づかいのバリエーションを学びましょう。