油彩画コース OIL PAINTING
ゴッホやピカソ、世界中の画家に愛された
油彩画を基礎から学ぼう
本格的な油彩画を始めてみたいという方におすすめのコースです。
絵の具やオイル、筆の使い方など基礎から学べます。まずは画材の魅力を体感して、油彩画の世界を体験してみましょう。
油彩画コースの特徴
油絵の魅力を体感して本格派に近づこう!現役画家の講師が自作したテキストで添削。
簡単そうで大切な基礎から始まるテキスト。初挑戦の方も経験者の方も、気軽に課題を進めることができます。
油絵の具を実際に使って慣れましょう。
オイルの種類、調合方法からスタートします。
絵の具の混色や筆の使い方など、基本的な技法を課題を通して学んでいきます。パレットに絵の具を絞り、準備をしていきますが、色の並べ方だけでも知れば驚きがあります。
シンプルな形状のモチーフを
まず描いてみましょう。
立体の形をとらえる為の色の作り方や絵の具の塗り方、描いていくための手順を学んでいきます。油絵の具は乾けばどんどん上から重ねることができるので画材なので失敗を恐れず描いてみましょう。
色々なモチーフを
どんどん描いていきましょう。
基本的な絵の具の使い方を学んだら、いろいろなモチーフを描くことで、油絵の具の使い方をより確かなものにしていきましょう。課題修了後も描き続けられる力を学んでいきます。
コースの魅力
- 赤ペンで添削するだけではありません。
- 提出作品を赤ペンで添削し同時に色の選択、重ね方、塗り方など実際に描いた作例をお返しします。
印刷した作例ではなく、テクニック満載の実物をお届けしますので、リアルな技術を身に付けていただけます。
- 油絵の具の片付けや匂いが気になる方でも大丈夫。
- 油絵の具は準備や片付け、絵の具やオイルの匂いが苦手という方もいらっしゃいます。
その場合はアクリル絵の具で代用されても構いません。
- 自分の描きたい画風で描いて課題提出できます。
- リアルに描きたい、大胆に描きたい等々。自分の描きたい画風で課題を描き、提出できます。
どういう風に描きたいか課題提出の際色々書いてください。コミュニケーションを大切にしながら添削します。
カリキュラム内容
初めての方でも油絵の基本から学んでいただけるよう、
わかりやすくカリキュラムをピックアップしています。
少しかじった事のある方には基本をマスターいただけるよう
添削とアドバイスを致します。
- 課題 01
- 混色表を作ろう
- 課題 02
- 別の色で混色表を作ろう
- 課題 03
- 筆遣いの練習 平塗り
- 課題 04
- 筆遣いの練習 混色(ぼかし)
- 課題 05
- 筆遣いの練習 ペインティングナイフ
- 課題 06
- 筆遣いの練習 グレース効果
- 課題 07
- 単体モチーフを描いてみよう
- 課題 08
- 組みモチーフを描いてみよう
- 課題 09
- 好きなものを描いてみよう
- 課題 10
- 質感の描写 植物または動物
- 課題 01~02は、油絵の具は溶き油によって不透明度がかわってきます。
どのような違いがあるのか自分の目で確認してみましょう。 - 課題 03~07は、筆を使っての基本的な塗り方から応用的な使い方まで学んでいきます。
- 課題ごとに参考作品画像を載せていますが、できれば課題主旨に沿った実物を見ながら描いてください。
こんな方におすすめ
- 油絵には興味があるけど、画材の使い方が分からない
- 初めてだけど挑戦してみたい
- 本格的に絵を描いてみたい
課題制作例
-
混色表を作ろう
溶き油と色の特性を知ろう
油絵の具は溶き油を使って絵の具を薄めます。溶き油が多いと下の色が透けて見え、少ないと不透明になります。油の量でどう変わるのか、実感しましょう。理論的に色を混色することで、自分で作り出す色の世界が広がります。
-
筆遣いの練習|技法
まずは基本の技法を経験しよう
油絵の具は、溶き油を使うことで、絵具の濃さを調整することができます。重ね塗りや混色、グレーズ効果等々。筆以外のペインティングナイフや、刷毛などを使っても、面白いタッチを生み出せます。いろいろ遊んでみましょう。
-
実際に書いてみよう|人参
細部にこだわらないで大胆に
初めは細かい変化より、全体の形のバランスを見ましょう。最初は絵の具を溶き油をやや多めに使い、軽く筆で伸ばしながら描きます。濃い絵の具を重ねれば形を補正できるので、はみ出すことを気にせず大らかに筆を動かしましょう。
-
組みモチーフを描いてみよう|野菜
構図も絵の大切な要素です
形や固有色の異なるモチーフを組み合わせて描いてみましょう。単体モチーフの時より、描き始める前に重なり方や置き方等を色々試して、構図をしっかり検討します。個々のモチーフをうまく描けても、構図が悪いと良い絵になりません。
受講生・卒業生の声
小林一太さん
84才の私、今でもボケもせず元気にしていられるのは絵のおかげだと思ってます。絵は、意外に頭を使う。
思えば妻を亡くして18年。落ち込んでいた私は最初好きな音楽を聴きに、その後受け身より能動的にと絵を習い始めた。これが良かった。84才の私、今でもボケもせず元気にしていられるのは絵のおかげだと思ってます。絵は、意外に頭を使う。
講師からのメッセージ
よくあるご質問
- 果物や野菜などよりかわいい動物などを描きたいのですが、課題にこだわらず好きなものを描いてもよいですか?
-
原則として、描きたいものを自由に描いてもらって構いません。
ですが、早く上達するには、ある程度混色の知識や筆遣いなど初歩の初歩は練習してもらった方が良い結果が出ると思います。
その後で、描きたいものを楽しく描いた課題を提出してもらえば、モフモフ感や、目つきの鋭さ、模様の表現など手探りで描かれるよりも的確に技術をお教えできます。
ご自分が楽しく描けるものを、どんどん描いて送ってください。
- 画材店で油絵セットを見ると、たくさんの道具が入っています。
すべて揃えないと受講できませんか? - セットの中で不要なものはありませんが、あまり使わないものもあります。
初心者の方なら、最低限油絵具(12色セットくらい)、筆3・4本、パレット、ペンティングオイルがあれば課題制作できます。パレットもペーパーパレットや牛乳パックを代用できますよ。
- やってみたいけれど売っている道具セットがややこしそうでふみこめません。
- 道具にはそれぞれちゃんとした役割があります。
当校の通信講座は、絵の具の出し方から片づけ方までお教えしますので、全くの初心者の方でも安心です。
- 友人から使わないからと油絵具セットをもらったのですが、中古品を使っても学べますか?
- 中古品といっても、何年も変わらず使えるものも、劣化するものもあります。課題を進める前に、講師へご相談ください。
どういう状態かわかれば使用するかどうかをアドバイス可能です。せっかくの道具を活かしてあげましょう。
- 画材店でに行っても、溶き油の種類がありすぎて何が良いのかわかりません。
- 初心者向けの製品から、本格的な油絵制作に適したものなど、現役のプロがアドバイスしますので、安心して質問してください。
- 油絵を描いてみたいのですが、油のにおいが苦手です。受講できますか?
- アクリル絵の具か水で溶く油絵具を使って描かれてはいかがですか。
全く同じではありませんが、油絵風の絵を描くことはできます。
水溶性の絵の具でも、基本的な絵の具の使い方や筆遣いなどを、油彩画テキストで十分学んでいただける構成になっています。
添削する講師も、油彩、水彩、アクリルなど様々な画材を使いこなしますから、アクリル絵の具で提出されても、それを念頭に入れてしっかりフォローしますよ。