レポート REPORT

『大エルミタージュ美術館展』に行ってきました!

いよいよ今年もあと数えるばかりの日数となりましたね。。。
もうそろそろ仕事納めという方、
早くも冬休みに突入という方、
年末年始の方が余計忙しいよという方、
様々だと思いますが、皆様いかがお過ごしですか?

「大エルミタージュ美術館展に行ってきました!」というからには、
現在開催中の兵庫県立美術館に行ったんでしょ?と思わせておきながらの・・・
9月に名古屋の愛知県美術館で行われた時のレポートを今・・・致します(笑)

たまたま名古屋に行く機会があったので、
せっかくだったら、行ったことのない美術館に行きたいと思っていたのと、
名古屋からの通信受講生の方もいるので、
その方々にも少し親近感を持っていただくためにお届けしてまいります。

名古屋の方にはお馴染みの景色ですよね!JR名古屋駅の金の時計・・・待ち合わせにぴったりですね。

大名古屋ビルヂング・・・印象的なタワーも見えたので、パシャリ★

愛知県美術館に行くには、地下鉄で「名古屋」駅から「栄」駅へ移動します。

愛知県美術館に行く途中に「オアシス21」という施設の広場を通りました。
(↑オアシス21にGoogleのリンクを貼りましたが、夜はとてもきれいな建造物ですね。)

美術館のアクセスを頼りに「オアシス21を経由し徒歩3分。」とあったのですが、
如何せん土地勘がなく、迷って迷って・・・やっとのことで、たどり着きました。
美術館にたどりつくエレベーターを探すのに一苦労してしまいました(笑)

ジャン=オノレ・フラゴナールとマルグリット・ジェラールの
《盗まれた接吻》が、
チケットデザインやポスターのメインビジュアルとして使用されています。

ルイ14世からルイ15世のバロックからロココ芸術へ花開く時代に描かれた、この作品。
この時代のドレスの素材までもが見て取れるような表現に実際の展示作品を見た時も驚かされました。
とても素敵な作品だと思いました。

こちらは、今回の展示で唯一撮影が許可された1点。

ウィギリウス・エリクセンの
《戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像》

展覧会のプロローグ作品として、会場入ってすぐのところに、
2m四方はあるのではないかと思えるような、巨大な絵がそこには飾られていました。
会場には、音声ガイダンスを活用されている方も多く、平日でありながらも凄い来訪者の数でした。

「エルミタージュ美術館」とは、サンクトペテルブルクにあるロシアの国立美術館。
私が想像していた以上に作品が多く、驚きの連続だったのですが、
16世紀から18世紀にかけての時代に、こんなにも詳細な表現がなされているんだと・・・
偉大な巨匠たち(オールド・マスターたち)の作品に大変感銘を受けました。

こちらは、同時開催の『APMoA Project,ARCH』の展示です。

『APMoA Project,ARCH』とは、
愛知県美術館の学芸員さんと作家さんとの協同によって作られる展覧会のことだそうで、
このときは、vol.22 の「塩見友梨奈」さんという作家さんの展示でした。

この他にも常設のコレクション展もエルミタージュ美術館展のチケットで全て見て回ることが出来、
本当に想像以上の見応えでした。

全て見終えた後、展覧会の出口に置かれていた・・・
「又吉マトリョーシカ」・・・いくらロシアの美術館展といえど、
なかなかの唐突ぶりでした(笑)
でも、マイマトリョーシカって、いいですね。
そして後から調べたところ、
又吉さん、この展覧会の『オフィシャルサポーター』に就任されているようですね。
いろんなお仕事があるもんですね。

行きは、美術館にたどり着くことで精一杯だったので、
美術館を出たら、こんな場所に位置していたんだと、思わずパシャリ。
巨大な吹き抜け空間に、アート作品(でしょうか?)が吊るされていて、
見ごたえのある空間でした。

来たことのない場所に行くということは、幾つもの新鮮な発見があって楽しいですね。
名古屋には、大阪からだとバスでもそこまで時間もかからずお安く移動できるので、
またの機会には、このときは食べられなかった、味噌カツを矢場とんさんにて食べに行きたいものです。

さて、名古屋の皆さん、愛知県にお住いの皆さん、中京地方にお住いの皆さん、
いかがでしたでしょうか?
あ!そこ近所!近所!いつも通るところよ!知ってるところよ!みたいなところは出てきたでしょうか?
ちょっとでも、記事を楽しんで頂けたならと思います。
そして、美術館展にご興味を持ってくださった方、
基礎デッサンや油彩画コースなど絵画に少しでもご興味がある方!
まだ関西では、1/14まで、「兵庫県立美術館」で見れるチャンスが残っています!
ロシアの名物キャラクター・チェブラーシカと美術館展がコラボしたグッズも売られていることでしょう!
チェブラーシカ好きの皆さんも是非お見逃しなく★

では、今年最後のスタッフブログこれにて失礼致します。 皆様、良いお年をお迎え下さいね?

 

 

展覧会名:
大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち
Old Masters from the State Hermitage Museum

会場:兵庫県立美術館 企画展示室
会期:2017年10月3日[火]~2018年1月14日[日]
開館時間:午前10時~午後6時(金・土曜日は午後8時)
(ただし12月29日[金]、30日[土]は午後6時まで。入場は閉館30分前まで)

大エルミタージュ美術館展・公式サイトはコチラ

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