万引き家族・いだてん…エンドロールの楽しみ方
お久しぶりです。
久しぶりのブログ更新になります。
その間は、別のスタッフのブログでお楽しみいただけていますでしょうか?
時の流れは早いもので、
あっという間に
年が明け、春を迎えようとしています。
Spring has come!
お花見の季節が待ち遠しい限りです。
アートスクール通信講座の受講生の方は、
日本各地から受講していただいていますが、
各都道府県ごとに、
お花見の名所がありますよね、
おすすめのお花見スポット、
いろいろと教えて欲しいものです。
さてさて、
前置きが長くなってしまいましたが、
今回は『エンドロール』にスポットを当てたいと思います。
私はドラマや映画がとても好きで、よく見るタイプの人間なんですが、
その際に、エンドロールや、スタッフロールという、
役者さんの名前から~監督・脚本家の名前などが流れていく映像部分も
結構ちゃんと見たりします。
大抵は、メインである、俳優さんの名前が
ずらりと流れていくだけのように思いがちですが、
その中で最近見た映画やドラマの中で、
ひときわ気になったエンドロール・スタッフロールが2つありました。
まず1つ目は、
昨年、カンヌ国際映画祭で
最高賞となるパルム・ドールを受賞し、
日本では今年3月1日(金)に開催された
第42回日本アカデミー賞においても、
最優秀賞最多8部門受賞!という快挙を達成したのが記憶に新しい・・・
映画『万引き家族』。
この映画の題字を担当した
絵本作家の「ミロコマチコ」さん。
そして
2つ目が、
今年の大河ドラマとして、
来年の東京オリンピックを盛り上げる
NHK大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』の
題字とポスタービジュアルを担当し、
1964年東京オリンピックのデザインチームの一員でもあった
画家の「横尾忠則」さん。
この2人のアーティストの名前が
エンドロールおよびスタッフロールに出てきたときに
『おお!😳』っと
なんだか嬉しい気持ちになりました。
ドラマや映画って、
お芝居や映像作品がやはり中心として
語られることが多いというのは
当たり前のことと思いますが、
日本の作品として、
多くの人に名を知られた
この2つのドラマや映画の
題字やポスターを表現しているのは、
この二人の作家さんなのです。
縁の下の力持ち・・・
なんて言葉はありきたりかもしれませんが、
すごい作品には、やはりすごい作家さんが
自ずと関わってくるんだなと・・・
そして、絵やイラスト、文字の表現で、
さらにその映像作品をもり立てていく・・・
そんな相乗効果を
エンドロール・スタッフロールから垣間見た気がして、
これだから
エンドロール・スタッフロールは、見逃せないなと
改めて感じます。
さてさて、
では、
どんなポスターや題字なのか、
(皆さん、ご存知の方も多いとは思いますが)
ちょっと見ていきましょう。
まず、万引き家族は・・・というと、
(図:万引き家族 ポスター(出典 https://www.sanspo.com/geino/news/20180316/geo18031605020012-n1.html))
そうそう、このビジュアルが
印象深いですよね。
ここで、タイトルがミロコマチコさんなんだって、
気づく人って、どのくらいいるんでしょう。
私はエンドロールをみるまで気づきませんでした。笑
エンドロール見た瞬間!『ああ!』となる・・・笑
(図:万引き家族 ノベライズ本(出典 https://twitter.com/mirocomachiko))
万引き家族のノベライズ版も出版されていますが、
コチラのほうが、
より「ミロコマチコ」さん感を感じられますね。
是枝裕和監督や出版社の名前もミロコマチコ・フォントですね。
そんな「ミロコマチコ」さんといえば、
アートスクールの通学講座 絵本コースの卒業生でもあるわけなのですが・・・
少しでもアートスクールに通われていた方が、
こんな日本の代表作に関わっているというだけで、
なんだか、(勝手に…本当に勝手に…笑)胸いっぱいの気持ち💞です。
そんなご縁もあって、
以前、ミロコマチコさんが、
アートスクールにやってきて、
トークショーとライブペインティングを行ってくれたことがあります。
その時の、動画がコチラです。
ぜひ、見てみてくださいね。
さぁ・・・では、
いだてんの方も、見ていきましょう♪
(図:万引き家族 ポスター(出典 https://www.sanspo.com/geino/news/20180316/geo18031605020012-n1.html))
「題字:横尾忠則」の文字が入っていますね。
いだてんのタイトル字をこんな風にデザインしちゃうんだ・・・!って
面白いですよね~
いだてんのポスターへのこだわりについては、 以下のニュース記事で詳細に述べられていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
「いだてん」ポスター解禁!横尾忠則氏がこだわり明かす『他の人に依頼されなくてよかった』(https://thetv.jp/news/detail/172316/)
この流れで、先日横尾忠則さんの美術館を訪れたことをお話しようと思いますが、
少し長くなりそうなので、一旦記事を分けますね。
ではまた、次回!
その時は桜も満開でしょうか。
少し楽しみです。
あ!
エンドロール・スタッフロールについても
良かったら、今後ドラマや映画を見たときに、
自分の知っている人がいるか(俳優さんとか以外で・・・)
ぜひ見つけてみたりもしてみてください。